健康

耳掃除はしないほうがいいの?

こんにちは。mochoです。

耳掃除するの気持ちいいから好きだっていう人結構多いと思うんですけど、実はしないほうがいいといわれてるんですよね。

今回は、そのことについてまとめました。

細かい話はいいやという人は最後にまとめがあるのでそこまで飛ばしてください。

耳垢は完全に不必要ではない

まず初めに、伝えておきたいのが耳垢は完全に不必要なものではないということです。

そもそも耳垢は、空気中の埃(ほこり)や皮膚の残骸によって作られるものなので、とったほうがいいという意見の方も多いと思います。

しかし、耳垢は外耳道(耳の開口部から鼓膜まで)を保護するという役割があります。

例えば、虫が耳の中に入りにくいという効果があるんです。これは、耳垢が持つ独特の臭いと苦みが防虫効果としてはたらいているからです。

なので、耳垢を無理にとってしまうのはあまりよくないことなんです。

健康的な人は自然と排出される

次に耳掃除の必要性についてですが、健康的な人は耳掃除をする必要はないといわれています。

人の耳垢は外耳道の外側3分の1の範囲にで発生して、日常生活の中で食事中や、あくびをした時などの顎の動きによって、自然と耳の開口部まで移動するようになっているからです。

耳掃除はむしろリスク

では、耳かきをするとどういったことが起こると考えられるのでしょうか。

  • 外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)
  • 耳垢栓塞(じこうせんそく)

まずは、先ほども触れたように虫が住み着きやすい環境になってしまうこと。それに合わせて、外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)というものがあります。これに関しては、他の記事で取り扱っているのでそちらを参照してください。

そしてもう一つ考えられるのが、耳垢栓塞(じこうせんそく)です。

耳垢栓塞とは、耳垢が外耳道に大量にたまり耳がふさがってしまう状態のことを言います。

ではどうして耳掃除をしてとったと思っていた耳垢が、逆にたまって耳垢栓塞になってしまうのでしょうか。

どうして耳垢栓塞になるのか

耳垢栓塞になってしまう原因は、耳掃除によって耳垢が耳の奥に入り込んでしまうことです。

それによって、本来、外耳道の外側3分の1の範囲にしかたまらないはずの耳垢は、自然と排出されることが難しくなります。結果、鼓膜付近に耳垢がたまってしまい耳垢栓塞になってしまいます。

では、耳垢栓塞になるとどういったことが起こるのでしょうか。

耳垢栓塞になるとどうなるのか

耳垢栓塞になっても、それ自体が自然と排出されることがあります。

しかし、次のような症状が出ることがあります。

  • 耳閉感(耳がふさがっている感覚)が続く
  • 聴力の低下
  • 耳が痛い
  • 耳鳴り
  • かゆみ

これらの症状が出た場合は、専門医の方に診断してもらうようにしてください

これで耳掃除をすることによる耳垢栓塞のリスクについてはご理解いただけたと思います。

しかし、中には耳垢栓塞になりやすい人もいます。

そういった人はどうしたらいいのでしょう。

耳垢栓塞になりやすい人はどうすればいいのか

耳垢栓塞になりやすい人は次のような人です。

  • 高齢者
  • 外耳道の狭い人
  • 補聴器使用者
  • 耳栓使用者(長時間)
  • イヤホン使用者(長時間)

これらの人は、外耳道に耳垢がたまりやすくなっているため耳垢栓塞になりやすい傾向があります。

こういった人は、もし耳垢栓塞になるのを避けたいなら、6ヵ月から12ヵ月くらいの間隔で専門医を受診して耳掃除をしてもらうのがいいとされています。

つまり、耳掃除をすることはむしろリスクであり、耳垢栓塞になりやすいなどの特別な理由で耳掃除が必要な人は、専門医できちんとした耳掃除をするのが適切あるということです。

それでも、耳掃除がしたいという人は目に見える外側の部分を掃除するので我慢してください。

まとめ

Q.耳掃除はしないほうがいいの?

耳垢は外耳道(耳の開口部から鼓膜まで)を保護するために必要であり、不必要な耳垢は自然と排出されるので耳掃除の必要はありません。むしろ、耳掃除をすることによって耳垢栓塞(耳垢がたまって耳がふさがる状態)になるリスクがあります。また、耳垢栓塞になりやすいなどの理由でどうしても耳掃除が必要な人は自分で耳掃除をするのではなく、専門医を受診してきちんと耳掃除をしてもらうようにしましょう。

どうしても耳掃除をしたい人は、外側を軽くほどほどに!

耳の中を傷つけないように心がけましょう。